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February 18, 2012

VISION


こんばんは。

修習生の方は
就職活動まっただ中といった感じでしょうか。

弁護士になった後、
どのような事務所で仕事をするかで
その後の方向性も決まってくる部分もあるので、
みなさんしっかりと選ばれた方が良いかと思います。

私の場合は、
もともと自分で事務所を開くつもりでしたから、
踏み台理論」で選びましたけどね。

事務所によっては、
一般民事で多様な事件があると言っていたのに
入ってみたら破産と過払いだけとか、
個人事件の上納率を10%と言っていたのに
入ってみたらいつの間にか20%に上げられていたとか、
事務所の代表がろくに仕事をせずに
簿記3級の試験ごときに何か月も費やすとか、
個人事件の受任は自由と言いながら
個人事件をやろうとすると嫌味ばかり言われるとか、
毎年必ず内定を出した修習生から逃げられるとか、
事務所を辞めた後に終結する事件からも
上納金をむしり取ろうとするとか、
勤務弁護士に逃げられたら
「クビにした」などの醜いウソを言ってバレバレの自己保身に走るとか、
色々問題のあるところもあるようです。

前にも書きましたが、
自分自身のキャリア形成の中で
就職する事務所をどのように位置づけるのか
そういった明確なビジョンがないと、
これからの時代はきついと思うんですよね。


以前みたいに漫然と3年から5年イソ弁をやって、
そのあと漫然と独立してみたいなことをやっても、
そこに明確なビジョンと戦略がない限り
この弁護士大競争時代の中で
埋もれてしまうと思うんですよね。

ましてや
何も学ぶべき点がなく
理念無き金儲けしか考えていないような事務所なんて
1分1秒もいる価値ないだろうと。

安い労働力として利用されるだけですからね。
こちらにとってプラスにならないなら
何年イソ弁やったって何も学ぶことはありません。

これからの弁護士大競争時代は
以前みたいな護送船団方式は通用しないでしょう。

弁護士会の法律相談の割り当てとか
国選とか管財とか
そんなものにはもう頼れません。

少なくとも私は、
国選とか管財とかの「公共事業」に
頼るような経営はしたくないと思っていますし、
一切そのような「公共事業」には手を染めたくないと思っています。

そんなわけで、
就職先の事務所を選ぶ際には
自分なりの視点なりビジョンを持って
選んだほうが良いですよ。


そんな感じで。

ではまた。

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