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January 20, 2005

役に立たないランキング

こんばんは。

1月もあとちょっとで
おわってすぐ2月。

2月なんてすぐ過ぎて3月。

な~んて
焦りたい人は勝手に焦って
自滅してくれ。

そして
5月で戦いを終えてくれ。

そしたら
焦りが消えるから。

バタバタしても仕方ない。

さて
20日といえば
ハイローヤーの発売日なわけですが。

今月号はいつものように
合格者の使った本ランキングが出ています。

同じようなランキングは
受験新報でも出ていますけど
あれってあまり役に立ちませんよね。

憲法1位は判例百選。
刑法1位も判例百選。

はぁ?って感じで。

確かに
合格者が使った本という意味で
最大公約数的なランキングを出すのは
一定の意味があるんだろうけどさ。

どうせ
試しに不合格者を対象に
同様のアンケートやったら
結局同じような結果になるんだろうけど。

それほど意味のないランキング。

でもさ、
ああいうランキングって
結局は読者である
受験生のためにあるわけでしょ。

で、受験生が知りたい情報っていうのはさ、
判例百選を使うか使わないかってレベルじゃなくて、
いつ、どういう目的で、
どのように使ったかってレベルでしょ。

どうせ判例百選なんて
本棚の飾りにしている人も含めれば
ほとんどの受験生が持っているんだろうし。

だとしたらさ
200人にアンケートをとって
ただ数字を取るだけじゃなくてさ、
もっと具体的な意見を聞いて
書いてくれって。

民法で百選を上げる人と
内田を上げる人のどっちが多いかとか
デバイスとシケタイのどっちが多いかとか
そんなこと誰も興味ないですから。

まあ一部の参考書マニア
方法論マニアは
喜ぶんだろうが。

そんな受験生とも呼べないような
下らない評論家どもは関係ない。

なぜか司法試験の世界では
合格者はそういう具体的な話を
書きたがらないし、
話したがらない。

精一杯具体的だとして
「択一過去問は昭和56年からのを
やりました。刑法は平成7年からです」
「論文の過去問は昭和のからやりました。
その結果合格答案のイメージがつかめました」

その程度。

でも受験生が知りたいのは
実はもっと具体的な話だったりする。

たとえば論文過去問だったら
実際に答案を書いたのか、
答案構成だけなのか、
解答はどこの解答がいいのか、
合格答案のイメージは具体的にどういうものなのか。

それらは全てなし。

ただただ
何の真新しさもない
受験常識を
あたかも自分の意見であるかのように
書くだけ、しゃべるだけ。

具体的に書くのが
稚拙だとでも思っているのでしょうか。

もしかして
体験記にも論証ブロックのように
決まった文章しかかけないのでしょうか(笑)

そこまで思考停止状態なわけ?

ご立派な合格体験記だって、
受験生以外の人にとって見れば
ただの自慢話。

だったら
唯一のターゲットである
受験生に役立つように書けよって感じで。

少なくとも
合格体験記程度の文章のレベルで
読み手に対して「自分の頭で考える」ということを要求するのは
烏滸がましいってこと
わかっているのかな、この人達は。

当然読み手としては
色んな情報を取捨選択した上で
自分のやり方というのを勝手に確立するわけで
そんな配慮はいらないって。

少なくとも体験記レベルは
ありのままの具体的な事実を書けよって。

そういう具体的な情報がなければ
合格者の話なんて何も意味がないんだけど。

それでも毎年繰り返される
まとまりのなく役に立たない体験記の
垂れ流し。

安っぽいビジネス本みたいな
吐き気がする精神論なんて役に立たない。
勝手にやってろって感じで。

よっぽど大学受験の合格体験記の方が
役に立ったって話は以前書いたとおりです。

まあそんなご立派な抽象論がお好きな方ばかりだから
市民レベルから乖離した法曹界とかって
言われるんでしょうね。

抽象論なんて
誰の心にも響かないし、
役にも立たないって。

ただの自己満足にすぎないような
文章を金もらって書くなって。

ニーズとかけ離れたような
稚拙かつ空虚な抽象論なのに
合格者ってだけで
金科玉条のようにありがたがられますからね。
たとえ書いていることが
小学生の絵日記のようなことでも。

まあ書き手としては
気楽なもんでしょうよ。

「合格者ですが、何か?」
ってノリで
押しつけがましく
偉そうなことを書けば
良いんだからね。

内容がからっぽでも
「あ~合格者ってなんてすごいんだろ」って
脳みそから腐敗臭を漂わせる
受験生が崇め倒してくれるんでしょうし。

きのうもきょうもあしたも
合格者崇拝のしすぎで
思考を停止し、
腐った目をした受験生達が
辰巳へ向かう坂道や
セミナー通りを
無駄に早足で歩いています。

大学の時に構内で感じた
違和感と心地悪さに
似たものを感じます。

早くこんな集団から
抜け出さないと。

っていうか
そんな奴らに負けるわけには
いかないんじゃ~って感じです。

そんな感じで。

ではまた。

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Comments

いつも楽しく読ませて頂いております。

資格試験の合格体験記なんて、
どっかの北朝鮮の朝鮮中央TVと同じようなもの。
そんなの現場の人間には響かない。
少なくとも、私にはそう思えます。

会計士受験生のブログは優等生ブログが多く、
正直あまり好きじゃなく、
同じ性質の現行司法試験のブログを探してて、
偶然このブログを見つけました。
書いてる方の能力が私よりずっと上で、
この吐き出しっぷりはいいな、
と思ったのがきっかけです(笑)。

予備校の仕事の説明も変ですよね。
抽象的なことを言ったり、権威にすがっても、
現場の人間には響きません。
本質から離れるだけな気がします。

勉強を始める前に会計事務所を3つ訪問し、
そこの先生に話しを伺ったんですが、
1人ははるかに過去に資格を取得したのに、
わざわざ合格大学一覧表なんぞ見せてくれました。
どうだ、こんなに難しいんだ、すごいだろと。
自宅兼事務所は、とても小さかったのですが。
一番心に響いたのは、
初対面なのにベンツでいきなりクライアント先に
つれていってくれた先生でした。
クライアント先はいかがわしいパブで、
先生が店のオーナーと何やら交渉する中、
外人の女性に囲まれながら酒を注がれていい気分でした(笑)。
現場主義の先生に仕事の本質を直接見せて頂き、
話も右翼に腹を突かれたとか、
絶対予備校がしない内容をして頂きました。
外人が片言で「センセイ」と呼んでましたが、
大学教授様的センセイ」とはニュアンスが違って聞こえました。
その先生の所に行きたいので、頑張らねば。

あまり詳しく書くとあれですから、この辺にしておきます。
的外れだったらすみません。
試験が違いますから、書く資格自体ないかもしれませんし。

Posted by: cpa774 | January 21, 2005 at 14:41

そんなに文句あるなら読まなきゃいいだろって感じもしますが。

Posted by: sss | January 22, 2005 at 01:22

◆cpa774さん、コメントありがとうございます。

「現場主義」。最高ですね。
私も以前社会人をしている時は
とにかく「現場主義」を貫いていました。
目標とすべき世界を見せてくれる先生がいるなんて
とっても恵まれていますよね。うらやましいです。

私も早く「現場」に戻れるよう頑張ります。

>試験が違いますから、書く資格自体ないかもしれ>ませんし。

そんなこと言わずに
これからもよろしくです。

ではでは。

◆sssさんへ

おっしゃるとおりで、
あなたも私のblogに文句あるなら
読まなきゃいいだろって感じもしますが(笑)

Posted by: ぷー | January 22, 2005 at 03:38

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